ガングリオンの治療法

ガングリオン

ガングリオンとは主に手の甲側にできる腫瘤(はれもの、こぶ)です。良性の腫瘤ですが、別の悪性の腫瘤の可能性もあるので、放置せず診察を受けましょう。

手首の関節付近にできることが多いとされています。 手や指、足(膝や足首、足の甲など)や、肩や腕、背中にできるガングリオンもあります。

こうしたガングリオンは周りの筋肉が硬くなったために循環が悪くなるとできてきます。

ガングリオンは主な原因は“使い過ぎ”です。
ただ、この使い過ぎというのは、同じ動作のやりすぎという意味です。

同じ動作のやりすぎがなぜ悪いのか?
確かに、使い過ぎは手の負担にもなりますが、同じ動作のやりすぎというのは同じ箇所に負担をかけるだけでなく、体の他の関連箇所にも負担をかけていきます。

それが続くことで負担がかかった箇所の筋肉が硬くなり、血液の循環がうまく行かず、リンパの流れも悪くなりガングリオンなどの腫瘤ができてくるのです。

ですので、ガングリオンは手首にできても手首だけを治療するのではなく、関連した箇所も治療するのが根本的治療なのです。

そうすることでガングリオンの再発も防ぐことができます。

ガングリオンと思い込む自己判断は危険です。まずは皮膚科や形成外科など病院で確かな診察を受けるようにしましょう。


ガングリオンの大きさ

ガングリオンの大きさは数mmほどの小さなものから、小豆くらいの大きさ、又さらに大きくなるとピンポン玉ほどに大きくなることもあります。

ガングリオンの表面

指の関節や手首の内側に発生する事が多いガングリオンですが、その表面は風船のように弾力がありツルツルとしています。押して痛いことも痛くないこともあります。

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